ロードバイクでロングライドを走る!【ロードバイク・それぞれの距離の壁】

最終更新日: 2016年12月17日

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ロードバイクを乗り始めると、だんだんと距離を伸ばしていくのが非常に楽しい。

一瞬のスピードよりも、距離が伸びていくと純粋に楽しい。自分の力で、自分の足で、こんなにすごい距離を走れるようになるというのはわかりやすい自信になる。

普段なら車を使ってしまう距離、いつもは通勤で電車で行く距離を・・・軽々と自分の足で走ってしまうロードバイクの魅力は、遠いところへ行くということにもあると思う。

今年2016年はRM1200km(タスマニア・岡山・北海道・GSR)を4本完走した管理者がロングライドを走るコツ、それぞれの距離の壁をちょっと考える。

ロードバイク距離の壁:50㎞

ロードバイクに限らず自転車には、それぞれ壁があると思う。第一にあげられる距離の壁。

初めてロードバイクに乗った時、ママチャリとは違うそのスピード感にびっくりしたと思う。軽々と30km/hを出すことができるロードバイクに乗れば、どこまでも走れるような気がした・・・

・・・のもつかの間。約1時間後、けっこう疲れたワケ。

ロードバイクは走れば、帰りも走らなくてはいけない。往復で約2時間。近郊のサイクリングロードや河川のサイクリングコースを往復すると、この2時間50㎞というのが、最初の壁・・・そう、ちょっと高いハードルになるだろうか。

うちの近くにある荒川サイクリングコースを2時間使って往復すると、この約50㎞となり、天気のいい休日の午前中、毎週末走りに行った。

この50㎞、2時間という距離を楽しく感じられるようになれば、次の3ケタの壁もすぐに超えられそうだろう。

そして、この25㎞1時間×2本(往復)を問題なくクリアできるようにすれば、次の目標も見えてはずだ。

ところで50㎞というと、けっこうな距離になる。埼玉県から海に向かえば東京湾に出られるし、北へ行けば群馬県にもリーチ出来るだろう。

そう、次の目標はこの片道50㎞(50㎞×2)という距離になる。

ロードバイク距離の壁:100㎞

次の壁として100kmの壁というものがある(はず)。

そんなもの、サイコンついているからダメなんだ・・・といわれても、やはり心理的に3ケタは、中々高いハードルとなる。

うちの嫁さんの例をあげてみる。上記荒サイを往復するトレーニングもウチの嫁さんの例だ。これでトレーニングを積んだうちの嫁さんが次に臨んだのが100kmという距離になる。

どんなことをやったかというと、200kmブルべのPC1まで走ってDNFしたというものだ。

実は、初心者にとって一人で100kmをチャレンジするのは、そのハードルがいきなり壁になる。

超えられそうなちょっと高めなハードルをトライするには、きちんとした練習はもちろんだが、同じところを走るライダーがいるというのは、非常に励みになる。モチベーションも上がるしね。

というわけで、ウチらがとった方法はブルべにエントリーをしてPC1(約50㎞)まで走り、DNFしてスタートに戻るということをやった。

昨今、関東の200kmブルべとなるとエントリー人数が100人を超えることも珍しくない。同じ目標を持ったライダーと一緒に走ることは非常に刺激になる。

そして、頭からPC1までがんばって、その後、元来た道を戻るということをやれば、以外と簡単に100kmという距離をクリアできたわけだ。

この100kmをクリアできると、ロードバイクの楽しさが倍増する。走れる距離もどんどん伸ばせる可能性があるし、行ける行動範囲もかなり広がる。

車を使って地方へ行って100km走れば交通量の少ないところを存分に走ることができる。片道輪行を使えば行動範囲の広がり方が半端ではない。

あと、ダブル輪行。行きを電車で適当な郊外まで行って、100km走って、帰りは新幹線とか。(金はかかるが)

さて、この100kmをこなすうえで、ぜひ取り入れてもらいたいのが以下。

  • 自宅より50㎞、100kmの円を描いてみる
  • 地方の駅より50㎞、100kmの円を描いてみる
  • 車を安全に駐車できる場所より50㎞、100kmの円を描いてみる
  • 100kmの走行プランを30km+30km+20㎞+20㎞で分ける
  • 景色のよい場所を選んで走る
  • 鉄道沿いを走る(いつでも輪行で逃げられる)

100kmとなると、かなりの距離になり、また天候なども気にする必要がある。

そして、自転車やロードバイクというモノを知らない人や友人などと話をするとき・・・

「へー、ロードバイク乗ってんだ!休みとか、どんくらい走んの?」

「えっと、この前100kmほど走ってきた」(ちょっと自慢)

「はっ?」(ドン引き)

・・・と、このような会話になり、ロードバイク乗りとして、ちょっと胸を張れるようになったりする。

ロードバイク距離の壁:100マイル(160km)

そして、ロードバイクで100kmを超えてくると、次なる目標は100マイル(160km)となるわけだ。これを超えるとどんどんと深みにはまっていく。

なぜ100マイルかといえば、各地方やイベントでセンチュリーライドなるものがけっこうある。

そう、センチュリーライドとは、基本的に自転車で100マイル(160km)を走るイベントのことをさす。センチュリーランともいわれる。

センチュリー (century) は、英語で100年、世紀などを意味する(wikipedeia)単語で、そのまま100マイルとなったのであろう。

代表的なイベントとしては「ホノルル・センチュリーライド」がある。

海外のサイクリングイベントといえば、この「ホノルル・センチュリーライド」を思い浮かべる人が多いと思う。日本からの参加も多く、この「ホノルル・センチュリーライド」を目指している方も多いのではないだろうか。

もちろん日本国内でもたくさんのセンチュリーライドが開催をされているので、この距離を目指すのは非常にわかりやすいと考える。ちなみに2015年ホノルル・センチュリーライドでは1,753人(日本人701人)エントリーがあったとのことだ。

去年2016年のイベントを見ると6時15分スタートの17時ゴールゲートクローズとなる。160kmで約11時間弱ある。

さて、このくらいの大きい、そしてエントリー台数が多いイベントになると、各ゲートのクローズタイムが設定される。いわゆる足切りというヤツだ。

設定された時間に遅れるとアウトになる。悲しい。日本のイベントでも足切りは悲しいというのに、海外でこの足切り食らうとマジで泣きたくなるだろう。

そこで、このセンチュリーライド160kmをきっちり完走するにはどうすればいいかを考えてみる。目標としては160kmを10時間だね。

100kmを走ることはクリアしていることは前提。

耐久レースにソロエントリーをしてスピードを上げる

かなりおすすめはコレ。安全にスピードを上げることができる。

サーキットでの耐久レースや公道をクローズして行われる耐久レース、エンデューロは各地で行われている。

エントリーをするジャンルは「100km」「3-4時間」くらいのカテゴリーが一番。

100kmであれば、目標は4時間以内。4時間であれば目標100kmだ。100kmを4時間で走る力があれば160kmの残り60kmに6時間使える。(まぁ、そううまくいかないが)

このトレーニングの目的は、ある程度の距離(50㎞)を休みなしで走ることと、真ん中で取る休憩をできるだけ短くして残りの50㎞をやっつける。

当然、50km(2時間)を休憩なしでいくのだから走りながらの補給の練習も必要になる。サーキットやクローズドコースであればある程度安全にできるだろう。

ブルべの200kmにエントリーをする

各地で行われているブルべ。その一番距離が短い(!?)200kmにエントリーをするのはかなり練習になる。

しかし、通常のイベントと違い、すべて自己責任の回収無しなので、計画をしっかり立ててやることをおすすめする。

これが完走できれば、国内はもちろん、海外のセンチュリーランに対しても自信を持って挑めると思う。

シーズンになれば、毎週のようにどこかで行われているので、計画的DNFを使い、何回かトライして完走を目指すスタイルがおすすめ。

ちなみにウチの嫁さん、2回目のブルべ200kmで10時間切って完走した。

ロードバイク距離の壁:200km

ざっくり言ってしまえば、100km走れる脚があれば200kmのハードルは超えられないものではない。

少々高いハードルではあるが、しっかり練習をしてじっくり取り組めば、完走したときの喜びはかなりのものと保証するよ。

上記リンク、どれも、強者ぞろい系のロングライドイベント。トライをしやすいのは「佐渡ロングライド210km」と「奄美チャレンジサイクリング240km」だろう。

富士チャレンジの200kmもかなり面白い。7時間完走出来れば、国内のセンチュリーは楽勝レベルになるかも。

あとは前述の各地で行われているブルべになるだろう。回収は無いがエントリーフィーが安いのでトライもしやすいと思う。ただ、すべて自己責任、何の回収もないのでそれなりの準備と用意は必須だぞ。

この200kmを走ることができるようになると、格段にロードバイクが楽しくなるだろう。目標は10時間。

200kmといえば関東から走れば余裕で静岡県、長野県などへ行ける。

ここまで来れば、コツというよりは各自のスタイルが必ずできてくるはず。自分のウィークポイントやストロングポイントを理解して戦術を組み立てられるようになっているであろう。

ぜひロングライドを目指しているのであれば、この200kmを目標にしてもらいたい。

これがクリアできれば、国内外、ほとんどのイベントに躊躇なくエントリーができるのがうれしい。

ロードバイク距離の壁:300km

そろそろヤバい距離になってきている。

この300kmが丸1日使って、かろうじて楽しめる距離と思える。

300kmを単独で、なんのイベントでもない状態で走るのはけっこう苦行と思われる。

この300kmをイベントとして行われているのはブルべと上記ロングライドイベントにある「下北半島ロングライド」(310km 14時間)となる。

  • 下北半島ロングライド
  • ウェブサイト:http://chiikikasseikakyoukai.com/
  • 今年の日程:2016年7月17日(日)
  • 開催場所:下北半島特設コース
  • 募集定員:500人

300kmとなると、かなりの距離だ。東京から走れば名古屋、新潟、仙台にリーチできる。

それもロードバイクなのですべて一般道路になる。車だって一般道300kmはちょっとイヤになる距離かもしれない。

そんな300kmの完走目標時間は15時間。

コツはスタートから200kmをどの程度速く、そしてダメージ少なくクリアするか・・・ということになる。そして200kmを超えると残りが2桁になる。これは心強いし、うれしい。

とにかく前半(?)の200kmをどのようにやっつけるかにかかっていると思っている。300kmは。

ロードバイク距離の壁:400km

たぶん、「普通の人」が1日中(24時間)で帰ってこられる、走ることができる距離になると考える。

平均速度20km/h(休憩込み)で行って20時間だ。ここまでくると何が何だかわからなくなる。200km走っても、まだ200km残っているという凶暴さ。

イベント的にはブルべしかないよ・・・この距離となると。苦行的要素もふんだんに盛り込まれるため、ある程度の経験を持っていないとおススメはできない。

逆にこの距離をトライする方は、それなりに自分のスタイル、やり方、走り方が確立されているはず。ぶっつけ、やっつけでこなせる距離ではない。

ちなみにウチの長女も今年クリアした。

ロードバイク距離の壁:それ以上

これ以上になると・・・実はけっこう楽になってくる。ブルべ話で申し訳ないが、400kmの上になると600kmになり、その上になると1000kmとなる。

600kmだと1泊2日(制限40時間)、1000kmだと2泊3日(制限75時間)、1200kmだと3泊4日(制限90時間)となり、ほぼ間違いなく仮眠をとる・・・取る必要があり、寝ることができるわけだ。

この距離になると、ぶっつけ本番はほぼ無理で、準備はもちろん、かなり経験を積む必要があるだろう。ただ、300kmを15時間でやっつける足があれば毎晩4-5時間の睡眠を確保できる。

たとえば600kmであれば・・・スタートが朝6時、360km地点で宿を取り、ここへ18時間で到着する。到着時刻は日付の変わる0時。チェックポイントにもよるが、この時間で走れれば朝の5時ころまでは宿に滞在できる。

その後スタートをして残り240kmをその日の22時まで(残り17時間)やっつければいい。口で言うのは簡単だが、決して不可能な数字ではないと考える。

そして、これを2回繰り返せば、世界のRM1200kmにトライできるのだよ!


2016年北海道1200kmを走っていた時、途中で休んでいたら声かけられました。

「自転車でどこまで行くんだい?」

「あっ、札幌から納沙布岬を往復です」

「ホントに?スゴイねー!何キロくらいあるの?」

「1200kmくらいです」

「マジで?自転車で?何週間くらいかかるの?」

「・・・えっと、3日ちょいです」

「・・・・・」(ドン引き)

1日360kmと1セット1200kmが基本になっているオレですが、みなさんもロングライドは計画的に・・・

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