飛行機でロードバイク・自転車を輪行をする方法まとめ【注意点・アイテム】

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ロードバイクを飛行機に乗せるということは、通常ではあまりないかもしれない。いわゆる飛行機輪行というやつだ。

毎年海外遠征や、北海道や九州遠征しているオレだが・・・2015年は北海道と九州、そしてヨーロッパへ計3回。2016年は海外へ2回、北海道へ1回へ計3回。

そして今年2017年もニュージーランド(終了)、アメリカ(9月)、オーストラリア(11月)と計3回の飛行機輪行遠征を計画している。

ほぼ毎年3回は国内外に飛行機輪行をしているオレが、飛行機輪行の時に抑えておきたいポイントを伝授しよう。

飛行機輪行をする上で大切なポイント

通常の輪行となると、輪行袋を鉄道の駅などで開き、ロードバイクをばらして収納して電車に乗るというプロセスとなる。慣れている人であれば、鉄道系の輪行なら15分もあればパッキング完了をしてしまうだろう。

輪行袋も200g程度でボトルケージに入る程度の大きさだ。

これが飛行機輪行となるとちょっとワケが違う。

まずは乗る飛行機による各輪行事情を確認してみよう。

ANAの場合

【国際線】自転車を手荷物として預けることはできますか?

【国際線】自転車を手荷物として預けることはできますか?

はい、お預けいただけます。無料手荷物許容量に含めて、受託手荷物としてお預かりいたします。無料手荷物許容量を超える場合は、超過手荷物料金を適用します。ただし、サイズ(3辺の和)が158cmを超えても292cm(115インチ)以内であれば、サイズ超過料金を適用しません。

【国内線】自転車を手荷物として預けることはできますか

【国内線】自転車を手荷物として預けることはできますか

【折りたたみ式自転車ではない場合】3辺の合計が203cm以内であればお預けいただけます。あらかじめソフトケースやダンボールでの梱包をお願いいたします。

JALの場合

国際線で手荷物として自転車は運べますか?

国際線で手荷物として自転車は運べますか?

分解式自転車(※)を輪行袋(自転車専用収納袋)に入れていただいた状態でお預けいただく事を条件に、受託手荷物として承ります。

国内線で自転車は預けることはできますか。

国内線で自転車は預けることはできますか。

受託手荷物規定サイズ内(分解・折り畳んだ状態で規定内のサイズとなるものも含む)の自転車・三輪車のみ、保護用ケースやカバーなどで梱包されていることを条件に受託手荷物としてお預かりいたします。

LCC:ジェットスターの場合

サイズの大きな手荷物

  • http://www.jetstar.com/jp/ja/help/articles/oversized-baggage

ジェットスターは国内線であれば、2,000円の追加料金で自転車を預け荷物として持っていくことが可能です。

LCC:バニラエアーの場合

LCC:バニラエアーの場合

  • https://www.vanilla-air.com/jp/support/faq/baggage/008

バニラエアーも問題なく自転車を預けることができます。

輪行袋・輪行箱・輪行キャリーバッグについて

各飛行機会社によりロードバイク・自転車はすべて分解をして、以下のようなアイテムによって保護する必用がある。

OSTRICH(オーストリッチ) OS-500トラベルバッグ

OSTRICH(オーストリッチ) OS-500トラベルバッグ

(オーストリッチ)OS-500トラベルバッグはとにかく定番中の定番。

この輪行袋あれば、だいたい大丈夫。

大きく厚手のパッド入りのため、ロードバイクの収納は問題なし。さらにバイクを入れた状態で衣類やら、色々なアイテムをパッキングできる利点もある。

むしろ衣類などは輪行袋に入れることで緩衝材になるのでオススメ。

しかし、外寸法が238cm(135×21×82cm)あるので、航空会社で規定されている203cmに収まっていない。そのため追加料金の必要が出てくる可能性が高い。

ACOR(エイカー) ABP-21201 バイクポーターPRO

ACOR(エイカー) ABP-21201 バイクポーターPRO

バイクポーターPROはプラスチックダンボール製の輪行箱。

航空会社によって、まれにソフト輪行袋ではなくハードケースに入れる必用がある(カンタス航空など)。

またPBP(パリ・ブレスト・パリ)など数千台の自転車が輪行される場合、かなり手荒に扱われる可能性がある。そんな時、このようなハード系輪行箱は少々安心。

天地が多少なりともしっかりされるのはよい。外寸も203cm(幅1060×高さ740×奥行230㎜)に入っていることも安心だ。

ただ、このサイズだとロードバイクを収納するには少々工夫が必要。けっこうギリギリ。

バイクポーター

オレはこいつにロードバイク収納する場合はクランクを外してしまう。ホイールと干渉するのがイヤだから。

またOS500ではたくさん収納できた衣類やアイテムはあんがいと入らない。

シーコン エアロコンフォートプラス 輸行バック

シーコン エアロコンフォートプラス 輸行バック

海外のロードバイクの人たちは、このような輪行バッグを使っている人が結構いる。

非常にパッキングしやすく、安心感がある。ただネックは非常に値段が高いこと。下手するとOS500の3倍位する。

また外寸も非常に大きいので前後ホイールを外すだけでパッキングできる。当然ながら203cmに入っていない。

OSTRICH(オーストリッチ) 輪行袋 超軽量型 [L-100] ブラック

OSTRICH(オーストリッチ) 輪行袋 超軽量型 [L-100] ブラック

国内便などでこの手の薄い輪行袋で飛行機輪行する方もたまにいる。というか、けっこう見ている。コッチが心配になるくらいだ。

当然だが、フレームやホイール、突起部分は緩衝材などを使って念入りにパッキングされている。

ただ、この手の薄い輪行袋で飛行機乗せる人が言うには・・・「輪行袋が薄いから逆に丁寧に扱ってくれる」とのことだ。

本当かウソかわからないが確かにこんなにペラペラの袋一枚であれば、手荒に扱うことはできないかもしれない。

日本国内の飛行機輪行限定、自己責任でどうぞ。

ロードバイク・自転車を保護するアイテム

電車輪行する場合と違い、飛行機輪行の場合は他人、他社に預けることとなる。そのため入念にロードバイクを保護して、しっかりとパッキングをする必用がある。

厳重なパッキングをするためのアイテムを紹介する。

OSTRICH エンド金具 [フロント用] エンド幅100mm

OSTRICH エンド金具 [フロント用] エンド幅100mm

フロントエンドを保護するアイテムだ。

エンド金具 フロント用

ホイールがないとフロントフォークは非常に無防備。このアイテムを利用して、フロントフォークを保護する。

OSTRICH(オーストリッチ) エンド金具 [リア用] エンド幅130mm ロード向け

OSTRICH(オーストリッチ) エンド金具 [リア用] エンド幅130mm ロード向け

エンド金具 リア用を使ってロードバイクのリアエンドを保護する。

飛行機輪行をする場合、必ずリアディレイラーは取り外しをしておこう。

エンド金具 リア用

外したリアディレイラーは緩衝材でくるみエンド工具とリアエンドの間にでも収めておこう。

ちなみにエンド工具に同梱されているクイックシャフトはホイールのクイックシャフトでまかなえる。重量を少しでも減らしたい場合はホイールのクイックを使おう。

KMC 11スピード用ミッシングリンク

KMC 11スピード用ミッシングリンク


オレは飛行機輪行する場合、必ずチェーンを外す。フレームに傷がつかないし、周りが汚れない。

そのため、チェーンはミッシングリンクで繋いである。マスターリンクツールがあれば、簡単にチェーン脱着ができる。

遠征前、ついでにチェーンの清掃もやっとこう!

結束バンド リピートタイプ

結束バンド リピートタイプ

工具いらず、また結束バンドを切ることなく再利用が出来るタイプだ。飛行機輪行では結束バンドを結構使う。主に結束バンドを利用して固定する場所は・・・

  • クランク
  • ブレーキレバー
  • リアディレイラー

などを結束バンドで固定をする。

ブレーキレバー

ブレーキレバーやクランクなどはあらかじめ結束バンドで固定をしておこう。

GIYO GM-821 シルバー 携帯用 マイクロフロアポンプ

GIYO GM-821 シルバー 携帯用 マイクロフロアポンプ

飛行機輪行の場合、タイヤのエアーを抜くよう言われる。そのため現地でバイクを組み立てる場合、エアをキチンと入れる必要が出てくる。

ぜひエアゲージ付き、フロアポンプタイプの携帯エアポンプを持つようにしよう。

輪行袋・箱をどのように空港間移動をするか?

自宅と空港、現地到着をした空港とホテルの移動をタクシーなどを使うのであれば、どのような輪行方法でも問題ないだろう。

しかし、バスや自走を利用する場合は少々考える必要がある。

もし、現地などで空港とホテル・宿間を自走で移動する場合、輪行箱や折りたたみができない輪行バッグは難しくなる。

また現地で走っている間、輪行箱などを預かってくれる場所があればいいが、もしホテルやロッカーなどに預ける場合、折りたためるなどの必要が出てくる。

このような場合はオーストリッチOS500が1番適しているだろう。重さは2kg程度。折りたためばなんとか持ち運びができる。

オーストリッチOS500

このように背負えるバックパック等にスーツケースベルトなどでしっかりと固定すれば、単独で移動が可能となる。イベント会場への移動やホテルまでの走行であれば問題ない。まぁ、この状態でツーリングするのは無理だけど・・・

オーストリッチOS500へ実際の収納方法

OS500へロードバイクを収納する場合、バイクを天地逆さまにひっくり返して収納をします。

輪行

  • ペダルを外す
  • 前後ホイールを外す
  • ホイールを外したらチェーンを切って収納
  • リアディレイラーを外して前後のエンドへエンド工具を装着
  • リアディレイラーを梱包してリアエンドへ結束バンドで固定
  • フレームへ傷防止のダンボールを巻く
  • カセットに傷防止の軍手を巻く
  • クランクを結束バンドで固定
  • ブレーキレバーを結束バンドで固定
  • ハンドル・ステムのボルトを緩めハンドルをフリーにする
  • 突起部分やチェーンリングを緩衝材で保護する
  • ハンドルを切ってトップチューブに沿わせる
  • OS500へフレームを収納する
  • 両脇のホイールポケットにホイールを収納する。

カセット保護

カセットを保護するカバーを購入する必要はない。軍手でOK。チェーンも外せが保護カーバーも必要ない。

os500

OS500にフレームとホイールを入れた状態。

隙間がたくさんあるので、衣類やバッグなどを緩衝材として詰め込む。

輪行袋の1番底にシューズや地面においても問題ないアイテムなどを入れる。バイクが天地逆になっているので底部にはけっこうなスペースがある。

小さいフレームであればサドルを下げる必要はないが、大きいフレームの場合サドルを下げる必要が出てくるだろう。

ヘルメットとグローブ、サングラスをバッグに入れてシートチューブ、チェーンステイ、シートステイの3角エリアに収納する。ヘルメット収納はここが一番安全。

飛行機輪行・飛行機遠征の注意

飛行機に乗って遠征する場合、けっこう注意することがある。通常の車や電車の輪行とは少々違うので、その注意点をチェックしよう。

スーツケースを含め輪行袋に「高価品」「貴重品」を入れて預けることはできない。

必ず輪行袋に入れるモノ(預け荷物)

  • 工具類・刃物類
  • 液体物
  • ライターなど
  • アルコール類・酒(オレだけ?)

輪行袋に入れてはいけないモノ(機内持ち込み荷物)

  • リチウム電池・リチウムイオン電池
  • 上記電池が内蔵されたアイテム

ちなみに手荷物の液体物は100ml以下となっている。以前鯖缶を持ち込もうと思ったらダメだったことを付け加えておくよ。

飛行機輪行のCO2カートリッジはどうする?

オレは使わないけど、CO2カートリッジ(ボンベ)が持ち込みはどうするかという議論があります。

自転車パンク修理に用いる二酸化炭素のガス(非引火性ガス・非毒性ガス)が入った50ml以下の容量の小型ガスカートリッジ(ガスシリンダー)は1人4本まで機内へのお持ち込み、またはお預けが可能となっている。

もし心配の場合は必ず航空会社に問い合わせをしよう。

飛行機輪行の時は早めに空港へ行く・チェックインする

飛行機輪行は準備が色々大変だが、空港へ行ってもなにかある。

輪行袋

たとえばANAでイギリス行ったときだが、OS500だと超過料金取られると言われたので、輪行袋2つに分けてOS500にホイールだけ、もう一つの輪行袋にフレームだけ入れて小さくしたら、無料枠に入った。

こんな作業ができるのも空港へ早めに行ったから。

また重量オーバーで荷物の入れ替えや。福岡空港では輪行袋の中身を全部チェックされた時も合った。

いずれにしても、通常の旅行とは違うような自転車という物を持っているので、できるだけ空港へは早めに行くことをオススメするよ。

空港

というわけで、今年もロードバイクを飛行機に乗せて、遠い国や街へ走りに行こう!

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コメント

    • TMK
    • 2017年 8月 10日

    自転車パンク修理用CO2カートリッジの機内持ち込みが「4本まで」可となったことは、現場に浸透していないケースがあります。私も実例となってしまいましたが、それは航空会社ではなく保安検査の職員でした。
    成田空港でJALのチェックインカウンターではOKと言われましたが、保安検査の職員が「持ち込み禁止、全て没収します」と言うのです。そこで冷静に「準拠法か保安規則を閲覧させて下さい」と申し入れたところ、職員が3分くらい右往左往して持って来たタブレットを見せ「お客様の言う通りでした」と成敗に成功しました。ただ、そんな私は「5本」持ち込もうとしておりましたので、文字通り1本取られてしまい、両成敗でした。つい数十時間前の実話です。

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