ロングライドをはじめて、今年2015年で3年目になる。
今、一番短い200㎞のブルべを走るときも、本当に大きいキャラダイスのSQR SLIMという容量が16Lというサドルバックを使っている。
これがまた楽でいいんだ。
いろいろとサドルバックを試してみた、その遍歴をチェックして、なぜにこのサドルバックに行きついたかを自己確認してみる。
ORTLIEB(オルトリーブ) サドルバッグ L

- 容量 :2.7L
- サイズ:L/H10×W23×D7/16cm※カタログ値
- ロールクロージャーを採用
最初に使っていたサドルバッグ。
ブルべやる人にはかなりスタンダードなサドルバッグです。

バックの重量は300gほど。非常に軽量。

ロールアップしてバック後方を閉じる方法を採用している。
レインウェア、予備タイヤ、予備チューブ、ウィンドブレーカー、シューズカバー、軍手、サングラス予備、補給食などが余裕で入ってしまう。
容量2.7Lとあるが、通常ロールアップは2回転させる。このロールアップを1回にすれば、かなり容量が増えるわけだ。
ただ、たまにロールアップが緩んで、中身が見えている人も見かけるので注意する必要があります。
Altura Arran Expanding Postパック

- Altura - Arran Expanding Postパック(Wiggle)
- 容量5 リットル
- 耐摩耗性P-Tec 600 ファブリック
- クイックリリースのRixen and Kaul シートポストマウント

アダプター込みで539g実測でした。
しっかりしたアダプターと、バック周囲を取り囲んでいるスチール製のフレームがあることを考えるとかなり軽量でしょう。
バック上部にはドローコードがあり、ここにもウィンドブレーカーなどをのせることができます。

サイドファスナーを開けることで容量がアップします。
サイドポケットも容量が結構あり、工具やチューブ、補給食など効率よくパッキングできます。

なぜオルトリーブをやめて、このバックにしたかというと、まず前述のロールアップ方式だと、荷物が増えた場合落とす恐れがあるからです。
その点で言えば、こちらのサドルバッグは蓋がきちんとファスナーで閉まることが利点です。
またサイドポケットや容量アップ、ふた上部のドローコードにより、オルトリーブよりも積載増量が見込めます。
そして最大の理由はブルックスやセレ・アナトミカ TITANICO-Tなどの皮サドルに変えたことにより、オルトリーブのアダプターを取り付けることができなくなったのです。
シートポストマウントであればどのようなサドルでも取り付けることができるわけです。
Carradice キャラダイス サドルバッグ SQR SLIM

そして現在、走るときは、ほぼこの巨大サドルバックを取り付けて走っています。
- H26xD29xW15cm
- 容量16L
- 耐重:10kg
- SQRアタッチメント
- コットンダック
- 薄くスリムなボディーなのでサドルとタイヤのクリアランスを他のモデルより必要とせず、持ち運びに便利なストラップハンドルが付く
アダプター込みで1㎏ちょいとなっています。
容量16Lのこのサドルバックは、とにかく何でも入ります。A4ノートPCも余裕で飲み込みます。
耐荷重は10㎏あるので、通常の荷物であれば、全く問題ありません。
嫁さんもブルべを走り始めたことで、2人分の荷物を持つ必要があります。
このサドルバックに2人分の輪行袋、レインウェア、上下ウェア予備、予備タイヤ、予備チューブ、補給食などを詰め込んでも、余裕があります。
まとめ
ロードバイクでもサドルバックが大きいと、荷物をやりくりしたり、兼用する必要がありません。
気が付いたものを、とりあえず詰め込むことができます。たしかに重量的には重くなりますが、あれこれ考える必要がないので、とても気が楽です。
たとえばキャラダイスのビッグサドルバッグ、この容量があれば、1週間程度の泊りがけツーリングでもこなすことができるでしょう。
2014年にはアタック日本縦断2,700㎞でもこのバックにすべての荷物を積んで、走りました。
参考にしてみてください。