先月ディスクブレーキ搭載のロードバイクを買ってしまったのだが、実はそのディスクブレーキの効きに対してちょっと不満を持っていた。
油圧ディスクブレーキのMTBを乗ったことがあるのだが、あの車重と太いMTBのタイヤで、かなりのストッピングパワーを感じた。
当然、それと同じパワーではロードバイクのあの細いタイヤでは一気に負けてしまうだろう。
そんな先入観でブレーキレバーを握ったのだが、思ったほど効かない・・・そんな第一印象だった。
というわけで、手っ取り早くローターとパッドを交換してみた。
この記事の目次
シマノ ディスクブレーキ ローター SM-RT86 6本ボルト M 180mm
出典:アマゾン
アイステックのシマノディスクローターSM-RT86を購入した。
ローター径は180mm。とりあえずフロントのみ交換をする。
シマノ レジンパッドB01S
出典:アマゾン
シマノ純正のレジンパッド。
シマノディスクローターSM-RT86との相性も抜群だろう。
ディスクローターとパッドが到着

シマノディスクローターSM-RT86到着。
シマノディスクローターSM-RT86:重量チェック

ボルト無し、ローターのみの重量は114gだった。
スパイダーアームは、その存在感を感じさせる。

ちなみに最初バイクについていたTRPのローターは108gだった。
シマノディスクローターSM-RT86取り付けの実際

ディスクローターの交換をする。
交換にはトルクスが必要だ。

トルクスドライバー、レンチが必要となる。

既存のローターを取り外した。

シマノディスクローターSM-RT86の断面だ。
表面の材質と中身の材質が別物ということが断面でわかる。
中の材質がアルミ、そして表層部の材質はステンレスとなっている。

ボルトを締める時、このボルト回り止めプレートをはさむ。

トルクスレンチでホイールにローターを取り付ける。

ローターの取り付け完了。
ブレーキパッドの交換

パッド取り付けボルトの割りピンを外す。ラジオペンチなどで簡単に外れる。

ボルトをレンチで外す。

ピンを抜けば、パッドは簡単に外れる。

新品のレジンパッドを取り付けよう。

パッドでばねをはさみ込む。
この状態でブレーキ本体に挿入をする。

元通りにピンを戻し、レンチでしめる。最後に割りピンを取り付けて完了。
非常に簡単で10分もかからず交換完了です。
外したパッドは予備パッドとしてツールボトルへ入れておきましょう。
まとめ
ディスクブレーキロードバイクのディスクローターの交換、ブレーキパッドの交換は両方合わせても30分もかからず交換が完了をします。なれていれば、両方の交換で5分もかからないかもしれません。
ただ、一度は交換をしておき、構造や取り付け法を確認しておくのは良いことだと思います。
さて、アイステクノロジーのローター、またレジンパッドに交換をしたその性能ですが、ブレーキのストッピングパワーは非常に上がり満足のいくブレーキになりました。
レバーのひき始めは同じようなパワーの立ち上がりですが、アイステクノロジー+レジンパッドは奥でグッと効きが良くなります。
岡山1200kmで山岳コース、獲得標高12000m超えのルートにおけるダウンヒルで抜群のコントロールとストッピングパワー恩恵を受けました。
走っている時、雨がほとんど降らないラッキーもあり、雨天状態での使用感はわからなかったことは、助かりましたが、ちょっと残念。
ディスクブレーキロードバイクの雨天使用感は次回以降持越しです。雨天にであったら、ぜひその使用感もお届けしたいと思います。