専用の輪行袋に入れると鉄道や飛行機ではロードバイクや自転車を預かってもらえる。
これは本当に便利だ。
車やオートバイの場合は自分で目的地まで走る必要があるが、自転車なら、ロードバイクなら遠いところへ一気に行くことができる。それが北海道とか九州とか沖縄とか海外ならなおさらだ。
ところで、バスでも輪行が可能な路線がいくつかある。バスは本当に便利だ。
基本的に座ることができるし、なんといってもターミナルなどで階段がないことがほとんどだ。
輪行が可能なバスをチェックしてみた。
この記事の目次
夜行バス・高速バスブルーライナー
- http://www.busnoru.jp/sp/rinko/
大変うれしいことにこのバス会社はサイトのほうで公式に輪行を許可してくれています。
対象路線は以下になります。
対象路線
- ブルーライナー(関東⇔関西) 全便
- アミー号(関東⇔名古屋)
- アミー号(関東⇔新潟)
関東から名古屋、新潟、そして関西方面全般をカバーしている。
1台に付き先着自転車2台となっているが、これは大変うれしいことだ。
エアポートリムジンバス
- https://www.limousinebus.co.jp/
成田空港、羽田空港への足としてリムジンバスだ。
リムジンバスも輪行袋を預かってもらえる大変助かるバスだ。リムジンバスが輪行袋乗せられるので、空港へは絶対にバスがいい。
よくある質問:自転車は荷物として預かってもらえますか?
以下の条件にてお預かりします。折りたたみまたは分解が可能。専用の袋または箱に収まる。専用の袋または箱に収まった状態で当社の定める基準 (サイズ 縦50cm 横60cm 長さ120cm 重さ30kg)以内。運搬中の揺れになどによる破損や故障についての免責に同意
サイトのほうで持ちこみ可能の記載がある。
海外遠征の場合、毎回お世話になるリムジンバス。本当に助かります。
しまなみサイクルエクスプレス
- http://onomichibus.jp/cycle-exp/
尾道、今治間を結んでいるバスだ。毎日3便ある。
このページの記載を確認すると専用の輪行袋の必要はないようだ。
積載座席があり、そこに乗客自身で固定をするとの説明がある。これはうれしい。
1台のバスに最大6台までのるというキャパの大きさも助かる。
ウィラートラベル
- http://travel.willer.co.jp/campaign/load-a-bike/?aid=468
高速バスのウィラーでは輪行袋に入れた自転車であれば、高速バスに乗せることができます。
事前予約と持ちこみ料金(1,500円)が必要ですが、高速バスで愛車と一緒に移動をすることができます。
路線も豊富、また新幹線などと比べると非常に格安な料金も魅力です!
キチンと収納できる輪行袋を使おう
たくさんの輪行袋があるが、バスの輪行はトランクに入れるので、きちんとした輪行袋を使う必要がある。
基本的にバスのトランクでは輪行袋は寝かされる場合がほとんどだ。立てて収納されることはないと思って間違いない。輪行袋をいくつかチェックしてみよう。
オーストリッチ 輪行袋 超軽量型
出典:アマゾン
持っておきたい輪行袋だ。これが一番だろう。重量200g程度の軽量。
前後輪を外して収納するので、コンパクトになる。鉄道ではこれが最適。
ただ、バスの場合、寝かされるので、フレームカバーなどでケアする必要があると思います。
横置きタイプ 輪行袋
出典:アマゾン
前後輪を外しサドルとハンドルバーを下にするタイプだ。
MTBや29インチホイールなど大きいバイクを収納する場合はこちらがいいかもしれない。
ロードバイクとMTB2台持ちの場合も助かる。
オーストリッチ OS-500
出典:アマゾン
高速バスはもちろん、飛行機輪行にも使える信頼性抜群の輪行袋だ。
外周すべてに10mmウレタンパッドが入っている。
前後輪を外しサドル、ハンドルが下になるタイプだ。
しかし、かなり大きいため鉄道の輪行はおすすめできない。
また持ち運びもかなりキビシイと思ったほうがいいだろう。収納は3つ折りになる。
まとめ:使ってはいけない輪行袋
出典:アマゾン
このような輪行袋は使ってはいけない。電車だろうがバスだろうが、絶対に使用しては行けない。そもそも各社が携帯できる荷物で、タテ・ヨコ・高さの合計が250センチメートルとアナウンスしている。
この輪行袋はサイズが遥かにオーバーをしている。さらに全後輪を外さず解体をしないのはダメだぞ。
この手のやつは自宅でのカバー用途、自家用車に乗せるときだけと心得よう。
基本的に車体の一部でも輪行袋からでることはNGだ。
またフレームからホイールを外さないタイプはかなり場所を取る。これは迷惑だ。できるだけコンパクトにするようにするべき。
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