ロードバイクの技術・知識

ロードバイクの「お尻が痛い!」を解決するおススメ方法8選

ロードバイク おしり痛い

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ロードバイクを乗る上で、とにかく一番の問題、そして悩みが「お尻の痛み」になるでしょう。とくにロードバイク初心者の時に、このサドルに腰掛けたり、少しの距離を走った時に出るお尻の痛みはかなり難題。

ママチャリしか乗ったことがない場合、ロードバイクにまたがると、本当にビックリするほどおしりが痛いです。

ウチの嫁さんも初めてロードバイクを家の前で乗った時、絶叫をしていました。

ロードバイクのお尻の痛みは、ホントに最悪です。しかし、ちょっとした知識やロードバイクの調整でその痛みを軽減、さらにはお尻の痛みをなくすことができます。

その日のうちに簡単にできるロードバイクのお尻の痛み軽減法をチェックしてみよう。

ロードバイク初心者のお尻の痛み・主な原因

ロードバイク

ママチャリしか乗ったことの経験のない方は、確実にお尻が痛いでしょう。

あなたが初めてロードバイクに乗る場合、まずは以下のような理由でお尻が痛くなることが多いです。チェックしてみてください。

サドルが低いためお尻に体重がかかる

ロードバイク初心者の場合、サドル位置が低くなっているため、体重がかなりお尻にかかってしまっている場合があります。

サドル位置が低い理由にサドルが高いと怖い、地面に足がつかない恐怖、前かがみがツラいなどの理由があります。しかしサドルが低すぎるとたくさんのデメリットも出てきます。

本来ロードバイクはペダル、ハンドル、サドルの3か所に荷重分散させるのですが、サドルが低いことでお尻に体重が乗り過ぎると痛みの原因になります。

長時間乗ることに慣れていない

ロードバイクに初めて乗る方は、長時間乗ることに慣れていないでしょう。ママチャリと違いロードバイクは1回乗る距離も時間もケタ違いに多いです。

ママチャリで買い物へ行くのに10分程度という場合が多いかもしれませんが、ロードバイクの場合2時間位は乗りっぱなしということもあり得るでしょう。

そのため長時間サドルの上に乗っていることにお尻を含め、慣れていないことが考えられます。

荷重分散の方法を知らない

ロードバイクは長距離を走ることができるため、当然バイクに乗っている時間も長くなります。走りながらお尻はもちろん、ペダルや腕にかかる荷重を分散させることは必要です。

走りながらハンドルを持つ位置を変えたり、ダンシングをしてサドルからお尻を浮かせたり、信号待ちでストレッチをしたりして体の各部にかかる負担を分散させることは大切です。

その間、同じ姿勢でバイクに乗っているといろいろなところに疲れや痛みが出てきます。当然お尻も痛くなります。

前のめりになるために股間が痛い

初めてロードバイクに乗ると、そのサドルの高さとハンドル位置の低さにびっくりします。

そのようなポジションの乗り物に乗ったことがない場合、ポジションはどのようになるかというと、大体がサドルの前の方に座ってしまい、ハンドルに力がかかり前のめりになります。

このようなポジションの場合、全身の荷重は腕を突っ張りハンドルをしがみついている手と、股の前の方にかかります。

股間のサドル幅が一番狭いところに上半身の荷重がかかれば、だれでも痛いものです。

無料でできるロードバイクのセッティング4選

サドル位置

ポジションのセッティング出ているという前提で、なぜにお尻が痛くなるのか?それはロードバイクの乗車姿勢に慣れていないことが多いです。

ロードバイクのポジションは、その特性より、前のめりになります。セッティングが出ている場合、それはあなたの体格によるもので、経験具合ではありません。

あなたの身長でそのバイクを乗りこなすためのセッティングです。もし、ショップでポジションを出してもらった場合、初期設定はぜひとも保存しておくと良いでしょう。

その上で、お尻が痛いわけですから、セッティングを微調整することおすすめしたいと思います。

まずはポジションを出す

あなたがロードバイクをショップで購入をしてるなら、間違いなくサドルやハンドルなどのポジションセッティングはされていると思います。

また、もし通販などを使っている場合は、適切なポジションを出しましょう。

きちんとしたあなたの体格に合ったポジションを出すことが、まずは第一です。

サドルの前後位置を変える

自分でセッティングを変更する場合、サドルの位置を変更するのは一番簡単な方法です。

「フエキ 建築用消えないマーカー 白」などが売られていますので、初期位置をチェックしておきましょう。

その上で、5mm-1cmほどサドルを前に、またシートポストの突き出し、高さを調整して若干前かがみにセットします。

これにより、少し前かがみ、ハンドルに少しだけ上半身体重のかかる状態にして、お尻にかかる荷重を減らす効果があります。

サドルの角度を変える

サドル位置

サドルの角度は基本的に地面と並行となります。

もし前股間が痛い場合、水平よりほんの少しだけサドル角度を前に倒してあげると痛みが和らぐこともあります。

またサドルが前下がりになることで、お尻骨盤のいい位置にサドルがきます。

お尻の負担を減らす走り方を取り入れる

お尻の痛みはサドルの同じ位置に長時間荷重し続けることにより起こります。

なので、お尻の位置を変える、サドルからお尻を上げる、信号待ちなどで積極的にお尻をサドルより下しマッサージなどをします。

特にバイクで走っている時に立ちこぎやダンシングをすることはとても有効です。

さらに下り坂などペダリングする必要ない時などはサドルからお尻を浮かせて走ることも良い方法と考えます。

パーツ交換や追加などでバイクのセッティング4選

ロードバイク初心者もバイクを調整したり、練習して距離を走ることにより荷重を分散させる方法がわかった、体力がついてお尻の痛みも徐々に軽減できます。

さらにお尻の痛みをなくし、快適にロードバイクを乗るため積極的にバイクパーツの交換などをするのも良い方法です。

ロードバイクは比較的簡単にいろいろなパーツの調整や交換が可能です。チェックしてみよう。

ハンドルステムの高さを変える

コラム

コラムに余裕がある場合、スペーサーを抜いてハンドル位置を少し下げる方法があります。

サドル位置を変えるよりも手数がかかりますが、サドル位置と合わせて行うと、よりポジションを少しだけハンドルよりにできます。

また、このようなコラムの角度、高さ、位置が簡単に変えることができるステムも売っていますので、自身のポジションがはっきりするまで活用するのもいいかもしれません。

ステムの長さを変える

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積極的にハンドル位置を奥にするのであれば、ステムの交換をすると良いでしょう。

一般的にロードバイクのハンドルステムは100mmあたりがついているはずなので1cm程度長いステムを購入して位置を変えるのもアリです。

色々なステムがありますので、検討をしてみるとよいでしょう。

サドルポジション・お尻の乗る位置

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おしりを指で触ってみると、骨が出ている部分(坐骨)があります。

その部分をサドルの一番広い部分に乗せるようにします。

股部分に圧迫、痛みを感じる方は、このようなサドルセンターが中抜きされているものを使ってみるのも一考です。

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レーサーバンツの着用

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ロードバイクに乗る時にレーサーパンツの着用をオススメします。

ロードバイクのサドルはかなり固め、さらにお尻が高いポジションにあるので、サドルにしっかりとお尻を乗せる必要があります。そのためおしりの一番荷重がかかるところにパッドの入っているサイクル専用のレーサーパンツをはくと間違いありません。

まとめ

ロードバイクでお尻が痛いと、本当につらいです。楽しいはずのロードバイク乗ることがイヤになってしまいます。

きちんとセッティングされたロードバイクと、その乗り方を知ることでお尻の痛みから開放をされます。

特に有効なのはサドルに対するお尻の乗せ方、さらにロードバイクに乗っている時の荷重分散とダンシングはぜひともすぐに取り入れてほしいと思います。

また以下のロードバイクのサドルはなぜ硬いのかという記事もぜひ合わせてご覧ください。

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