ロードバイク用700cチューブの選び方とお値段格安で定番の700cチューブをピックアップしてみました。ロードバイクを購入して、最初に購入するものに予備チューブがあります。
パンクした時に、パッチを貼る方法もありますが、やはり安心を優先すると新品チューブに交換をするとよいでしょう。
価格がほんとうに高いチューブもありますが、最初は1,000円以下の廉価チューブでまったく問題はありません。手軽に扱えるブチルゴムのチューブが一番!
アマゾンで手軽に購入できる700cチューブをチェックしてみました。
この記事の目次
自転車用チューブのバルブ種類
自転車用チューブのバルブには一般的に3種類のバルブがあります。
- 英式バルブ
- 仏式バルブ
- 米式バルブ
ママチャリには英式バルブが用いられます。構造が簡単なので、コストがかかりません。
その分、微調整や空気圧を高めることはできません。
マウンテンバイク、BMXの一部に用いられる米式バルブはモーターサイクルや自動車に多く使われています。
このバルブはとにかく頑丈です。MTBや乗用車に用いられることより、そのメリットはわかると思います。当然その頑丈さと引き換えに重いことが欠点になります。
ロードバイクは仏式(フレンチ・プレスタ)バルブ
私達が乗るロードバイクには一般的に、いやほぼ間違いなく、このフレンチバルブのチューブが利用されています。
仏式バルブは「フレンチバルブ」「プレスタ」「Presta」とも記述されています。
チューブの選び方とチェック項目
ロードバイクのチューブは通常700cのフレンチバルブが利用されています。
すべてこれでOKかといえば、そうでもありません。
700cフレンチバルブの自転車用チューブを購入する場合もチェックすることがいくつかあります。
まずはチェックしてみましょう。
チューブの太さをチェックする

チューブには利用できるタイヤのサイズに応じて、太さがあります。
一般的に「700×18-23C」や「700×19-25C」などと表示があります。
700Cのタイヤを使っているので、前にある数字の「700」は問題ありません。それでOKです。
チェックするべきは後ろの数字です。
これはタイヤの太さを表しています。
通常利用するロードバイクのタイヤは「700×23C」「700×25C」でしょう。
その数字のレンジに入っていれば利用することに問題はありません。
ちなみに「700」はタイヤの外形をミリメートルで表示されていて、「23C」はタイヤの太さをミリメートルで、「C」はリムの大きさを表しています。
ちなみにA、B、Cの3種類があります。ロードバイクでは通常「C」ですので、他を考える必要はありません。
本体のネジ有り、ネジ無し

バルブ本体にネジが切ってあるタイプと、無いタイプがあります。
ねじ山がないタイプより若干バルブが細くなることとなどのメリットがあります。当然チューブ取り外しの時にナットの取り付けが必要ないため、余分な作業も発生しません。
ねじ山のあるタイプのメリットはあまりありません。
唯一あるとすれば、空気が入っていない状態でエアポンプバルブを取り付ける時、バルブが沈まないということでしょう。
ただ、外でパンクした時に携帯ポンプでエアを入れる場合、ナットがあることによりバルブがリムに沈まないことはかなり助かります。
私はロングライドをしているので、予備チューブには好んでネジ式バルブを持つことが多いです。
バルブの長さをチェックする
チューブを購入するときにチェックする項目に、このバルブ長というものがあります。
通常「48mm」「60mm」などとバルブ長も併記されています。
大切なことは、使っているリムに対して、きちんとバルブが出ていることです。バルブがきちんと外に出ていないとエアポンプを装着することができません。
特にハイトが高いリムを装着している場合、必要なバルブ長を確認しておくことです。
ロードバイク用チューブ定番3選
ロードバイクに乗る場合、交換用チューブを持っていることはもちろん、予備も準備しておくとよいでしょう。
タイヤ交換ごとに新品チューブ交換はもちろん、劣化による交換、パンクなどによりチューブ交換をします。
その数は結構な数になります。軽量チューブなども売られていますが、1秒を争うレースをやっているのではありません。コスト重視で、いつも1,000円以下のチューブを購入しています。
またウチにはハイトの違うホイールが混在をしていますので、いつもバルブ長は50mm以上にしています。定番700cチューブを見ていこう。
2本セット コンチネンタル 700×20-25C(仏式60mm)
出典:アマゾン
- サイズ:700x20-25C対応
- ブチル
- バルブ長:60mm
信頼のコンチネンタル700cチューブ。いつも買うチューブはこれ。
バルブ長も60mmでネジが切ってあるタイプ。さらに25Cまで対応しているので、リアに25Cを使うときには安心。
とにかく、ほぼこのチューブを指定買いしています。
ミシュラン MICHELIN エアストップ チューブ 700×18/25C(バルブ長52mm)
出典:アマゾン
- サイズ:700×18-23C
- バルブ:仏式
- バルブ長:52mm
ミシュランの700Cチューブもお気に入りで定番チューブのひとつ。たまにコンチネンタルが品切の場合があります。
そんな時は、こちらのミシュランチューブを買っています。
ミシュランのチューブはバルブにネジが切っていないタイプとなっています。
SCHWALBE(シュワルベ) 【正規品】700×18/28Cチューブ 仏式 60㎜ロングバルブ
出典:アマゾン
- 対応サイズ : 700×18/28C
- バルブ長 : 60mm
- 重量 : 105g (カタログ値)
- 素材 : ブチルゴム
シュワルベのチューブもお気に入りの1本となっている。なんといってもこのチューブは18-28cまでの太さレンジに対応をしている。
60㎜のロングバルブで太さ対応のレンジが広いことがおすすめできるポイントとなっている。
まとめ
ロードバイク用の高いチューブもいいですが、このようなチューブを交換するのは、出先のパンクの場合が結構多いです。
そんな急いでいる場合、高価な薄いチューブでパンク修理すると、ちょっと心配。
多少雑な扱いをしても、丈夫な厚めの廉価チューブを私はけっこう好きです。
いずれにしても、外に走りに行くなら予備チューブは持参必須。必ず2本程度は常備しておくことオススメをいたします!
また以下のページにてロードバイクタイヤチューブの選び方を詳しく書いています。合わせてご覧ください。
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